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毎学期おなじみの、バザーがありました。今回のバザーが今までのと違う点は、KCPのボランティアクラブの学生たちがお手伝いしている点です。バザーを主催しているグループには、お年を召している方が多く、品物を運んだり展示したり後片付けしたりというのが大変です。そこで、若さとパワーが有り余っているボランティアクラブの登場となったのです。
残念ながら、仕事の都合でボランティアクラブの面々が働いているところを直接見ることはできませんでしたが、バザーの雰囲気ががらっと変わったとのことです。このバザーの売り上げは恵まれない子どもたちの施設に寄付されるので、学生たちの働きが売り上げ向上につながれば、寄付の金額も大きくなるのです。今回はどのくらいになったかはわかりませんが、期待できるのではないでしょうか。
今日、面接練習をしたOさんも、国でボランティアをした経験を語り、進学したらボランティアをするサークルに入りたいと言っていました。ボランティアとは、損得勘定抜きに誰かのために働く精神を言います。1度ボランティアをしたことがある人は、自然に誰かに手を差し伸べられるようになると聞いたことがあります。そこにはもはや誰かのためにという考えはなく、困っている人を助けるという義心があるだけです。人間が持っている最も美しい心の一つです。
KCPの学生も、1人でも多くがボランティアクラブの活動を通してこの義心に目覚めてもらいたいものです。今年の1月はかなり寒かったですが、最後の日は心温まる話に出会えました。
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受験講座は、すでに2013年入学希望者向けのが始まっています。アンケートなどを見ても、まだまだ考えが甘っちょろいと言うか現実を知らないと言うか、要するに何もわかっていないので、今日は受講生全員を集めて、脅しをかけました。
まず、国立C大学経済学科の入試データ。日本語で全国最高点を取っても落ちていること、文系であっても数学で高得点をあげねば合格できないこと、不合格者の平均点ですら一朝一夕には手が届かない点数だということを訴えました。かなりの高得点を挙げても、併願校をきちんと選ばないと、浪人と言う道が待ち構えていることも強調しました。
すでにこの時点で声も上がりませんでしたが、それに追い討ちをかけるように、ある大学の日本語の入試問題をやらせました。EJUの日本語はすべて選択式ですが、大学の2次試験の日本語は、記述式の問題も出されます。この大学の問題には、選択式も記述式も、漢字の読み書きもあります。本番は大問が3つか4つですが、今日はその中から1つだけ。
問題を配り、学生が解いているところを見ると、やはり記述式は大苦戦のようでした。設問の意味をきちんとつかんでおらず、方向違いの答えを書いている学生もけっこういました。漢字の読み書きもかなりあやふやで、ほとんどの学生ができなかった問題が2つほど。
時間が来たところで、「この問題、どのくらいのレベルだと思う?」ときくと、上級の学生が最上級レベルといいます。ところが、今日の問題は、学生たちが全く知らない、滑り止めにも考えないような大学の問題でした。大学の名前を言い、そのレベルを教えると、C大学のデータの時以上に静まり返ってしまいました。
今日の話でがっくりきて挫折するような学生は、そもそも受験する資格などありません。そんな精神力じゃ、これから1年、やっていけませんよ。「なにくそ」と反発するくらいの気概が必須ですね。そして、今日の屈辱(?)をバネに、必死に勉強し、高いところに到達してもらいたいと思っています。
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上級クラスは、おととい、グループに分かれて都心にあるアンテナショップへ行き、それぞれ決められた県について調べてきました。昨日はその結果をまとめ、今日は各県の観光案内ということで、グループごとにプレゼンテーションをしました。
話しかけるようなドラマ仕立てのプレゼンテーションをしたグループ、レジメを配って発表したグループなど、それぞれが工夫を凝らしていました。聞いている学生を引き付けたという点ではドラマ仕立てのグループが一番でした。その県全体をとらえて、内容的には高いレベルの発表していたグループは、原稿の棒読みがたたり、発表自体の面白みという点では今ひとつでした。
プレゼンテーションは聞いてもらってなんぼというところがあります。内容がよくても聞かせる工夫が足りないと、その内容が伝わりません。いい品物なんだけど宣伝が下手だから売れないっていう感じでしょうか。原稿棒読みグループは真面目な人たちで、ひたすら内容を高めることに走ってしまったのでしょう。
その点、ドラマ仕立てグループは、プレゼンテーションの何たるかを理解していたと言えます。発表を見ているだけで楽しかったですし、内容もよくわかりました。でも、観光案内という点から見ると、その県の重要な観光スポットを落としていましたから、満点というわけにはいきません。
さて、どちらの発表を高く評価すべきでしょうか。語学の教師としては聴衆を引き付けたグループを高く評価すべきでしょうが、今日はあえて内容で選びました。上級ですから内容を考えなきゃね。発表のテクニックはこれから磨いてくれよという激励の意味も込めて。このグループの学生たちは、間違いなく自分たちのプレゼンテーションのしかたは決して高いレベルではないということに気づいているでしょう。そして、次こそ聞かせるプレゼンテーションをしてくれることを期待しています。
このクラスは上級ですが、3月で卒業する学生ばかりではなく、来学期以降もKCPで勉強を続ける学生もたくさんいます。何か月か後に、学生たちの成長の跡を見てみたいものです。
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