3人とも、まだまだ夢を追いかけていて、この大学に入れたら理想的だという段階でした。その大学に落ちたら日本での進学をあきらめて帰国するというのなら、このまま突っ走れと言うだけで進路指導も終わりですが、何とか日本で進学したいと言うのであれば、そうはいきません。その大学に入るには留学試験で何点ぐらい必要で、その目標点に手が届かなかったらどんな大学に目を向ければいいのか、どんな目で大学を選べばいいのか、そういう話をしました。
6月20日の留学試験までは、第一志望校だけを見つめて1点でも高い点を取ることに専念していればいいですが、それが過ぎたらそれだけではいけません。6月の留学試験の手応えから、現実に目を向けていく時期に差し掛かります。オープンキャンパスの時期にもなってきますから、大学まで足を運んで自分の目で志望校を吟味して絞り込んでいくのがいいでしょう。大学は、人生の一番多感な4年間を過ごすところですから、くいのない選択をしてもらいたいものです。
日本語学校で大学進学の準備をする期間は、自分の人生設計をきちんと立てるための、自分とは何かをじっくり考えるための時間でもあるのです。そういう時間が持てる幸せを感じてもらいたいとも思います。
金原 宏
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