昨日から、その中間テストの採点をしていますが、学生たちの答案に詰めの甘さを感じます。私が担当しているクラスは上級ですから、なおのこと感じるのかもしれません。君たちぐらいの日本力を持っているのなら、もう一歩踏み込んだ答えをしてもらいたいな…という答えを数多く目にしました。
例えば読解なら、ただ単に問題文の一部を書き写すのではなく、それを要約したり、一言付け加えたりと、何かひねりを加えることで、答えに深みが出てきます。学校の定期試験は、入学試験と違って、本文から直接読み取れなくても、授業で議論したことを踏まえた答えがあってもいいと思います。そういう、何か光るものがほしいですね。
文法の例文にしたって、「彼は○○だ」式のおざなりのものではなく、その文法項目を使う必然性が感じられたり、情景が目の前にありありと思い浮かべられたりする例文を書いてもらいたいものです。
このような自分の独自性を打ち出した答案を作り上げることを、常日頃から心がけていると、入学試験でも他の学生とは一味違う答案が自然に書けるのではないでしょうか。それが、合格への足がかりになるのだと思います。明日は私がそのクラスに入りますから、そんなことを学生に訴えかけてみるつもりです。
金原 宏
Posted by KCP

